南三陸へ行ってきました

こんばんは、今週ブロブ当番の加藤紀子です。
とてもとても暑いですが、皆さんいかがお過ごしですか。
先月末、母の77回目の誕生日で、どこに行きたい?と聞きましたら「南三陸に行きたい」と言うもので、急遽甥と姪もつれて車で宮城まで行ってきました。母・甥・姪は、南三陸町は初めて。私は以前お話した通りボランティアで何度となく訪れている町です。今回は、姪の自由研究「防災」と甥の自由研究「化石発掘」(いずれもたぶん)も兼ねて行くことになりました。
と言いつつ、まずは『南三陸さんさん商店街』でキラキラうに丼を💛

ウニ、ほや、タコ、アナゴ、カツオ‥‥美味い物しかないんですけど。
この後、いつもお世話になる漁師さんのお家でも動いているウニを食べさせて頂いて、みんなで大興奮でした。

この日は、気温34度、東北なのにー!!と叫びたくなる気温でしたが13時半から、化石の発掘を経験しました。南三陸町には約1億5000万~2億5000万年前のジュラ紀と三畳紀の海に生息していた大型生物の化石が見つかっています。中でも歌津地区は世界最古級の魚竜化石が見つかり天然記念物に指定された地域で、他にアンモナイトや、のうとう類、二枚貝や植物の化石が出ます。地元の方(いつもお世話になる漁師さんの息子さん)のガイドで、重機で割った石を探しまくります。

この中から探します(泣)ひっくり返して、太陽光に当てて、片っ端から見ていくのです。

そして、甥はアンモナイトの小さいのが10数個入った石を見つけて大興奮。でも、ごめん、おばちゃんには、どれがそうなのか定かじゃないです。元々、恐竜の化石大好きな甥なので、たくさん見つけました。凄い。


記念に石を1つ持って帰れるのですが、たくさん見つけたので、だいぶ迷っていました。普通化石は持ち出し不可なのですが、何とここは私有地なので、頂けるのだそうです。またまた凄い。

もう一つ、姪の自由研究のために、『語り部さん』に当時の体験談や想いを聞かせて頂いたのと、南三陸311メモリアルと言う去年の10月にオープンした施設で、防災についてのお勉強が出来る施設も見学してきました。私自身も勉強になりました。悲しい話だけで終わらせないのが、語り部さんたちの凄いところです。南三陸を通して、自分達も次の災害に備えて、何をしたらいいか。
まずは自分の暮らす地域の事を知る事から始めると、おのずと備えなくてはならないものが見えてくるそうです。どんな災害が想定される地域なのか。個別に必要なものも違います。例えば、赤ちゃんのいる家、高齢者のいる家、医療的な器具を使っている家、アレルギーのある方がいる家などなど、みんな違うので備えるものも違います。どこに逃げるかでも違います。家族で連絡方法や、緊急時の待ち合わせ場所を話合っておくのも良いと思います。避難場所と避難所の確認も大事です。
自分の身には、そんな大変なことは起こらないって、皆思っているんですよね。でも、実際には起きてしまった‥‥語り部さんの言葉です。自分事として捉え、行動する事が大事だと思いました。

南三陸町、二日目の朝はあいにくの曇りで朝暘は見えませんでしたが、志津川湾は穏やかでした。

次はワカメの時期に、メカブ削ぎに行こうと思います。命の洗濯です。

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